2024年04月29日
お心主義実践日記 ~気持ちに近づきたい~
「知的障がい・自閉症の方が暮らしている入所施設のイメージは?」と聞かれると、「同じ時間に同じ場所で同じ食事・おやつを食べて、起床時間や就寝時間が決まっている所。」といった返答をされる方も多いのではないでしょうか?
しかし、明星学園における生活は違います。ある程度の制約は生じてしまいますが、メンバーさんが10人いれば、10通りの生活があります。食事を例にとると、Aさんは毎食、学園の給食を食堂で食べて、Bさんは給食の代わりに朝・昼・夕毎に違う嗜好品を自分の部屋で食べる。また、Cさんは毎食、給食をフロアーで食べて、Dさんは夕の給食は自分の部屋で他のメンバーさんより遅い時間に食べるといったように、食事内容・食事場所・食事時間にも違いがあり、一律の提供方法ではありません。
支援する職員にとっては、決まった時間に食堂で給食を提供した方が手間は掛かりません。しかし、それでは個々のメンバーさんの思いに寄り添うことや主体性を尊重すること、意思決定を支援することはできません。食事に限らず他のことに関しても、他のメンバーさんと違っていようと決してわがままを言っているわけではなく、自分らしく生きていこうという意思を表出しているのだと思います。
その人らしさや幸せは一人ひとり違うため、10人いれば10通りの支援が必要になります。その人らしい暮らしを支援していくには、その人の本当の気持ちを知る必要がありますが、色々なことを言葉で伝えることが難しいメンバーさんが多いため、本当の気持ちを知ることは並大抵のことではありません。だからこそ、メンバーさんの本当の気持ちを知り、その人らしい暮らしを応援できることにはとても大きな意義があると思います。
まだまだ未熟な私であるため、メンバーさんの本当の気持ちに近づけるよう、よりいっそう努めていきたいと思う今日この頃です。
しかし、明星学園における生活は違います。ある程度の制約は生じてしまいますが、メンバーさんが10人いれば、10通りの生活があります。食事を例にとると、Aさんは毎食、学園の給食を食堂で食べて、Bさんは給食の代わりに朝・昼・夕毎に違う嗜好品を自分の部屋で食べる。また、Cさんは毎食、給食をフロアーで食べて、Dさんは夕の給食は自分の部屋で他のメンバーさんより遅い時間に食べるといったように、食事内容・食事場所・食事時間にも違いがあり、一律の提供方法ではありません。
支援する職員にとっては、決まった時間に食堂で給食を提供した方が手間は掛かりません。しかし、それでは個々のメンバーさんの思いに寄り添うことや主体性を尊重すること、意思決定を支援することはできません。食事に限らず他のことに関しても、他のメンバーさんと違っていようと決してわがままを言っているわけではなく、自分らしく生きていこうという意思を表出しているのだと思います。
その人らしさや幸せは一人ひとり違うため、10人いれば10通りの支援が必要になります。その人らしい暮らしを支援していくには、その人の本当の気持ちを知る必要がありますが、色々なことを言葉で伝えることが難しいメンバーさんが多いため、本当の気持ちを知ることは並大抵のことではありません。だからこそ、メンバーさんの本当の気持ちを知り、その人らしい暮らしを応援できることにはとても大きな意義があると思います。
まだまだ未熟な私であるため、メンバーさんの本当の気持ちに近づけるよう、よりいっそう努めていきたいと思う今日この頃です。
星組 丸山一樹
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Posted by 明星学園 at 16:07
│お心主義エピソード